2005年10月07日
マリーンズが優勝できる26の理由【第11回】~【第20回】
ラリー氏のコラム『マリーンズが優勝できる26の理由』。《マリーンズmobileサイト》
第11回~第20回までをまとめてみました。
【第11回】 福浦の巧打
福浦は日本プロ野球で最も理想的なスイングをする選手の一人かもしれない。しかし、それは彼の努力の結晶であり、その努力は美しいスイングからは見えない部分である。自然なスイングは、ブレイク後のスランプの心配はないだろう。多くの打者がタイミングを取り戻すのに時間が掛かるかもしれないが、福浦は完璧でなくても打てるバッターである。10月の重要な場面でもし私が一人選べるとすれば福浦であろう。彼の美しいスイングにおいてミスは考えられない。
【第12回】 3人の賢者
小宮山、初芝、そして諸積が全盛期のピークを過ぎて長く経つ。3人のフィジカルスキルは落ちたとしても、彼らは常に価値有る野球センスに磨きをかけている。プレーオフにおいて、マリーンズの三人の賢者が多大な貢献をするに違いない。そして、私は彼らが成功する事を疑わない。
【第13回】 藤田の強気
藤田ほどグラウンド上で強気なプレーをするものははいない。彼の強みは、力強さを素晴らしいピッチングに換える能力である。バレンタイン監督が野球の中で求める多くの事の中に、敵を倒す欲望を重視している。10月の試合以上に重要な試合は存在しない。そんな時に消極的になったり、臆病になったりするだろうか?藤田が登場した時に心配する必要は全くない。
【第14回】 小坂の発火力
彼はパ・リーグNo.1のショートストップだ。しかし、小坂が10月にマリーンズに影響をもたらすときは攻撃である。私は今でも交流戦の広島戦を忘れる事ができない。その時マリーンズは面白くない敗戦をまた喫しようとしていた。しかし、小坂の努力が実を結びヒットでつないだ。塁に出た小坂は打線を鼓舞するためにベンチに向かって力強いガッツポーズをした。その後すぐにマリーンズはリードを奪い返した。その試合で、私はマリーンズ打線の中で小坂は導火線に火をつける力があると確信した。
【第15回】 サブローのパワー
恵まれた身体能力を持つサブローは、スカウトが言う“5つの道具”を持っている。走力、投力、守備力、打力と卓越したパワー。サブローは、膨らむ自信と成長するバッティング技術と共に、長打と巧打ができる素晴らしい技巧を見せている。今シーズンは長打を積み重ね、10月にも彼のポテンシャルを発揮できる事を証明している。今から言う事を後で思い出して欲しい。「ポストシーズンにサブローはサヨナラホームランを打つ。」
【第16回】 小野のカットボール
カットボールは打者のバットコントロールだけでなく、打者の自信をも粉々にする。小野が右打者にカットボールを投げる時は、打者をうんざりさせ、相手チームの三塁コーチは小野のピッチングに気を払わなければならない。カットボールが非常に稀だから、ポストシーズンにとっては非常に大きな武器になる。ボビーは10月にカットボールでやられた経験が有る。そして、今ボビーは小野のカットボールで対戦相手に同じ経験をさせようとしている。
【第17回】 ベニーとフランコの経験
ベニーとフランコはMLBでのキャリアにおけるポストシーズンの経験だけでなく、ニューヨークという独特のプレッシャーも経験している。両選手ともその時の特別な経験の詳細を色々と思い出すが、フランコは一つだけ共通して言えることがあると言う。「当時、我々は素晴らしい経験をし、信じられないくらいのアドレナリンが沸きあがってきた。私は、経験は過大評価だと考える一人であった。でも、経験してわかった。それが過大評価ではなかったことを。」
【第18回】 堀の巧打
1995年、ボビーが日本を離れる時に、彼は一人の選手を連れて帰りたかった。そのプレーヤーは堀。ボビーとロブソンコーチは堀の試合のすべてを好む。とりわけ、プレッシャーのかかる場面で力を発揮でき、プレッシャーが急上昇する時に、より力を発揮できるところが目に留まったようだ。ボビーは「チャンスに強い」という言葉をあまり信じない。しかし、プレッシャーに勝つ能力は、特別な状況で特に違いが発揮されると考える。そして、堀のような選手はプレッシャーが最高潮に達する時にベストなパフォーマンスをすると信じている。
【第19回】 サーフの牽制
1塁への牽制が10月に最も価値のあるスキルになるかもしれない。サーフは猫のようなクイックモーションでランナーを欺き、ランナーの盗塁をほぼ不可能にする。例えば、シーソーゲームにおいて1点リードし、相手の攻撃でランナーが1・3塁。アウトカウントが2つ未満の場合、セラフィニは一つのオプションとなるだろう。奪三振力は犠牲フライを低い確率にし、素晴らしい牽制は1塁ランナーを釘付けにし、ダブルプレーの確率を高める。サーフは牽制が上手く、ボビーは右打者でもサーフを使う状況が考えられる。ランナーはその足と盗塁技術に頼ると思うが、サーフはほぼ仕留めるだろう。
【第20回】 ジョニーの復帰
たとえもし10月に1球も投げなかったとしても、1度もフィールドに足を踏み入れなかったとしても、ジョニー黒木がチームの全選手に評価できない程のものを提供した事にかわりはないだろう。諦めない事、これがジョニーのカムバックから学ぶ事。そしてこの10月、チームメイトに対しての贈り物となる。「決して諦めるな。決して負けを認めるな。ベストを尽くす事を決して怠るな。」
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