2005年11月26日
千葉ロッテが優勝した理由 【その3:ビッグイニング】
- Egar
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- カテゴリー:データで見るプロ野球

マリーンズの今シーズンの強さを、データで紐解く企画『千葉ロッテが優勝した理由』、第3回は今シーズン象徴的だったビッグイニングとの相関関係を探ってみたいと思います。
まずこちらのデータをご覧ください。
《ビッグイニングと大量得失点ゲーム》
| チーム | 5得点以上のイニング数 | 5失点以上のイニング数 | 10得点以上の試合数 | 10失点以上の試合数 |
| マリーンズ | 23 | 3 | 25 | 3 |
| ファイターズ | 12 | 13 | 15 | 13 |
| ライオンズ | 12 | 18 | 13 | 17 |
| バファローズ | 10 | 16 | 7 | 12 |
| イーグルス | 10 | 26 | 7 | 20 |
| ホークス | 9 | 9 | 9 | 8 |
ビッグイニングを記録した回数は実に23回。
他チームと比較して実に約2倍の数字となっています。
結果として10得点以上のゲームも25試合と、リーグNo1の数字。
しかし、大切な事はその数字もさることながら、ビッグイニングを作られた試合数と、10失点以上した試合数の少なさ。
10失点以上した3試合は、4/18の対ファイターズ戦(4-10:札幌ドーム)、5/14の対スワローズ戦(11-3:マリンスタジアム)、そして6/3の対タイガース戦(7-10:甲子園)です。
中盤以降は、1試合も無いんですよね。
昨年までのあのだらしない負け方をしていたマリーンズの姿は、見る影もありませんでした。
序盤、素晴らしいスタートを切り、交流戦で優勝した事で選手の中にも『自信』が芽生えたという事もあったでしょう。実際その辺りは、先日のBBM社から発売された「千葉ロッテマリーンズ2005完全V」の俊介と今江のインタビューにも有りましたね。
昨年までは、チャンスを作っても得点することができなかったマリーンズ。
今シーズンは得点数飛躍的に伸びました。その理由の一つは、先日この企画の第2回で取り上げた走塁でしょう。そして、もう一つの理由は進塁打の多さでしょう。
マリーンズのシーズン進塁打率は.432。この数字は、12球団でもNo1です。
同一リーグ内で見てみると、次はバファローズの.383、そして最後まで優勝を争ったホークスは.366という数字。常に次の塁へとランナーを進め得点するという姿勢が浸透した結果でしょう。
そして、もう一つ興味深いデータを紹介しましょう。
《試合結果別の打撃成績》
| チーム | 勝利試合 | 敗戦試合 | 全試合 | ||||||||||||
| 試合数 | 打率 | 打点 | HR | 盗塁 | 試合数 | 打率 | 打点 | HR | 盗塁 | 試合数 | 打率 | 得点 | HR | 盗塁 | |
| マリーンズ | 84 | .323 | 608 | 122 | 72 | 49 | .215 | 100 | 21 | 27 | 136 | .282 | 713 | 143 | 101 |
| ホークス | 89 | .308 | 514 | 132 | 54 | 45 | .234 | 118 | 38 | 17 | 136 | .281 | 636 | 172 | 72 |
| ライオンズ | 67 | .297 | 375 | 103 | 29 | 69 | .241 | 197 | 59 | 41 | 136 | .269 | 572 | 162 | 70 |
| バファローズ | 62 | .292 | 327 | 60 | 28 | 70 | .230 | 166 | 35 | 15 | 136 | .260 | 509 | 97 | 44 |
| ファイターズ | 62 | .295 | 394 | 101 | 28 | 71 | .221 | 182 | 60 | 22 | 136 | .254 | 585 | 165 | 53 |
| イーグルス | 38 | .332 | 250 | 31 | 11 | 97 | .221 | 220 | 56 | 30 | 136 | .255 | 474 | 88 | 41 |
マリーンズは勝率6割に対し、総打点の内の85%を勝ち試合で叩き出してします。
ちなみに勝ち試合と負け試合の平均打点は以下の表を参考にしてください。
《試合結果別の平均打点数》
| チーム | 勝ち試合 | 負け試合 | 全試合 |
| マリーンズ | 7.24 | 2.04 | 5.24 |
| ホークス | 5.78 | 2.62 | 4.68 |
| ライオンズ | 5.60 | 2.86 | 4.24 |
| バファローズ | 5.27 | 2.37 | 3.74 |
| ファイターズ | 6.35 | 2.56 | 4.32 |
| イーグルス | 6.50 | 2.27 | 3.49 |
勝ち試合の1試合平均打点は、なんと7点を越える数字を残しています。
逆に負けた試合では、全く点が取れない…
以前から有った、ビッグネームに弱いという部分は有りますね。しかし、シーズン136試合戦っての結果が重要ですから、トータルで勝率がよければ問題ないわけで。
今シーズンのこの結果を見ると、そういう戦いができたという事が言えるのではないでしょうか。
来期もこの得点力を維持し、強いマリーンズを見ることができると信じています!!
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そう言われてみれば、大量失点って印象に残っていないですね。
先発ピッチャーが安定していた証拠でしょうね。
りょうまんさん、こんにちは。
そうなんですよ。ほとんどないんです。
実際に私の記憶に残っていたのは、甲子園でのタイガース戦くらいで…
調べてみても3試合しかなかったんですよ。
逆に10点以上取ったのは25試合。そりゃあ今年強かった訳ですよね。