2005年12月15日
藤田宗一の通信簿 2005
2005年シーズンの活躍を通信簿として振り返るこの企画『選手たちの通信簿』第7回は、藤田宗一の通信簿です。本当は昨日更新せねばと思ったのですが、年末のこの時期…ゴメンナサイ。
皆さんの投票のおかげで成り立っているこの企画ですから、きちんと結果はお届けさせていただきます。
今日は藤田。先日はWBC日本代表にも選出され、今や日本を代表する中継投手。
今年は阪神の『JFK』と比較されることで、より認知度も上がったことでしょう。
では、そんな藤田の今シーズンの成績から見てみましょう。
《2005年シーズン成績》
| 試合数 | 勝 利 | 敗 戦 | セーブ | 防御率 | 勝 率 | 投球回 | 打 者 |
| 45 | 1 | 4 | 0 | 2.56 | .200 | 38.2 | 154 |
| 被安打 | 被打率 | 奪三振 | 三振率 | 与四死 | 四死率 | 失 点 | 自責点 |
| 27 | 6.28 | 31 | 7.22 | 14 | 3.26 | 12 | 11 |
| 獲得タイトル | なし | ||||||
今年も開幕から素晴らしい活躍を見せてくれた藤田。
当然彼の一番の仕事は、左打者を抑えること。
その左打者には、5/24の読売戦まで1本もヒットを許しませんでした。しかもそのヒットは、皆さん覚えてますか?7回の清水の打球が、読売の矢野の足に当って守備妨害となったあの当りです。
普通なら楽々ショートゴロですからね。そんなので初ヒットになるなんて(笑)
快投を続けていた藤田が打たれたのが、5/31のカープ戦。
7回から登板し、いつものように抑えていた藤田でしたが、8回の先頭打者前田に、甘く入ったインコースの球をスタンドに運ばれてしまいます。その後出したランナーも、後を受けたヤマケンがスクイズで得点を許し、この日は2失点と厳しい結果に。試合も前田のHRが決勝点となり、藤田に黒星がついてしまいました。
4試合空けての登板となった6/5の阪神戦。
前の登板を払拭する投球内容で、1イニングをぴしゃりと抑えます。
実は試合間隔の空いた中で、普段なら藤田の登板する場面に、他のピッチャーが登板する場面もありました。多分この時は悔しかったことでしょうね。
その後も堅実な仕事振りは続き、9/7のイーグルス戦では、今季初勝利。
この試合のお立ち台は、なんと藤田だったんです!私は彼がお立ち台に上がった記憶がなかったのですが、それもそのはず。入団してから2度目のお立ち台だそうです。
恥ずかしがりやな性格がよく表れていたあのヒーローインタビューは非常に印象的でした。
結局今シーズンは45試合で38回2/3に登板し、防御率2.56という数字を残しました。
入団年度の1998年以来、56試合⇒65⇒70⇒60⇒50⇒28⇒62とかなりの試合数を投げてきた藤田からしてみたら、少し登板数は少なかったかもしれませんが、今年は先発投手が頑張り、長いイニングを投げましたからね。
これはこれで良いことだと思います。
防御率は、1998年の2.17に次ぐ成績。99年以降、昨年まで3.00を切っていませんでした。
中継ぎ投手で2点台の防御率は凄い安定感です。
また、左キラーぶりは健在で、対左打者の被安打率は.188と素晴らしい成績を残しています。
球界でも有数の左に強い中継投手と比較しても、決して劣りません。ちなみに他の投手は、星野(西).078、菊地原(オ).198、ウィリアムス(神).196という数字です。星野はずば抜けていますが、彼の場合は右打者に.408とかなり打ち込まれています。(藤田を含む3選手は右打者にも.210台)
プレッシャーのかかる大事な場面で、安心してみていられる投手。それこそが藤田ですよね。
では、皆さんの投票結果を見てみることにしましょう。
《通信簿投票結果》 ※評価基準はコチラ
| 評 価 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 結 果 |
| 投票数 | 102 | 103 | 31 | 2 | 4 | 4.23 |
| 割 合 | 42.2% | 42.6% | 12.8% | 0.8% | 1.7% |
皆さんの票は、「最高の活躍!!」の”5”と、「素晴らしい活躍!」の”4”にそれぞれ40%強の投票が入りました。
マリーンズの左の中継といえば、現時点では藤田、高木、川井の3人です。今年からそこにもう1枚として期待された山北も成績振るわず。
私の中で、ゲームのように3人の戦闘力をつけ、比較するとしたら、
藤田:100
高木:60
川井:50
山北:30
って感じですからね。やはり藤田の存在は大きく、貢献度も高いと思います。
ただ、この後契約交渉では1億5000万円を要求するみたいなことがありましたが、そこまでは…
まあ、中継ぎ投手の地位はなかなか向上しませんからね。どのくらいの金額の提示になるのか少し見ものです。
来年もその左腕にかかる期待は非常に大きいと思います。投げるか分からないのに肩を作ったり、非常に緊張感のある場面で登板したりと傍目で見るよりも過酷な現場だと思います。オフはゆっくり休んで、オーバーホールしてください!
藤田宗一投手、1年間お疲れ様でした!!
昨日から、選手たちの通信簿第4弾投票を開始致しました。
皆様ご協力をよろしくお願いいたします。
次回は、同じくWBC日本代表に選出され、右のセットアッパーとして活躍した薮田の通信簿です。お楽しみに。
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