2006年01月11日
橋本将の通信簿 2005
2005年シーズンの活躍を通信簿として振り返るこの企画『選手たちの通信簿』第20回は、橋本将の通信簿です。気付けばすでに20回目なんですね。
結構前のことは忘れていたり、うろ覚えの事が多いので、調べるのには骨が折れるときも有りますが、多くの方がが投票してくださっているのでなんとか心が折れずに頑張っております。
昨日はサトの通信簿をまとめました。
本日はそのサトと2人で、今シーズンの投手陣を引っ張った将です。
では早速、今シーズンの将の成績から見てみましょう。
《2005年シーズン成績》
| 試合数 | 打席数 | 打 数 | 安 打 | 打 率 | 本塁打 | 打 点 | 盗 塁 |
| 72 | 255 | 202 | 52 | .257 | 7 | 31 | 1 |
| 四死球 | 三 振 | 三振率 | 出塁率 | 長打率 | 対右投 | 対左投 | 得点圏 |
| 49 | 46 | .180 | .398 | .426 | .275 | .161 | .263 |
| 獲得タイトル | なし | ||||||
今シーズン最初にマスクを被ったのは、開幕戦の8回から。
開幕のマスクを被ったのは、サト。そのサトに、代走がでた関係での出場機会でした。
翌27日の試合では先発マスク。
あの26対0という記録的な快勝の裏側で、俊介の完封を引き出したのが将だったわけです。
実はこの日、最終回までずっと出場した将は、3打数2安打の打撃成績。
26点取った試合に最終回まで出場して3打席?と皆さん思われると思いますが、実際に打席に立ったのは7回。うち4回は四球だったんです。
そう、この日が『四球王橋本将』の誕生だったわけです。
今季通算での四球の数は48個。四球率は、なんと.188とリーグNo1。(規定打席の50%以上の選手で)
普通は超強打者が、勝負を避けられて四球率があがるのもんなんですがね…
現に、将の次には西武のカブレラ(.134)、その次には松中(.132)が四球率が高くなっています。
今季は良く球を見ることができていた証拠でしょう。
正直私は、将のバッティングスタイルがあまり好きではありませんでした。
昨年までの彼のバッティングは、捉えた時には非常に美しい放物線を描いて打球が飛んでいくのですが、その反面、大事な場面で大振りしすぎてあえなく三振という事が多く有りました。
状況判断のできない選手というイメージが私にはあったからです。
しかし、今年その悪い面は少し改善されつつあるように感じました。
その結果がこの四球率ではないでしょうか。
次に、月間成績を見てみましょう。
《橋本将月間成績:2005》
| 試 合 | 打席数 | 打 数 | 安 打 | 打 率 | 本塁打 | 打 点 | 盗 塁 | |
| 3・4月 | 15 | 53 | 40 | 14 | .350 | 0 | 6 | 1 |
| 5月 | 14 | 54 | 40 | 7 | .175 | 2 | 6 | 0 |
| 6月 | 8 | 31 | 24 | 5 | .208 | 1 | 3 | 0 |
| 7月 | 13 | 42 | 32 | 9 | .281 | 2 | 5 | 0 |
| 8月 | 11 | 40 | 34 | 11 | .324 | 1 | 6 | 0 |
| 9月 | 11 | 35 | 32 | 6 | .188 | 1 | 5 | 0 |
| 交流戦 | 17 | 63 | 50 | 9 | .180 | 3 | 7 | 0 |
4月は、素晴らしい形でスタートを切った将。
しかし、5月に一気に失速します。やはりこの5月に増えてしまったのが三振数です。
5月の将の打席数に占める三振率は.296という数字。打数に占める三振率は.400という数字です。
実はこれ、交流戦で結果が残せなかったんですね。
中日、広島戦では全く打てず、中日戦では7打数0安打(.000)で3三振、広島戦では12打数1安打(.083)で4三振という結果です。
2人のキャッチャーを併用するということは、交流戦こそその良さを発揮できる場面。しかし、その交流戦で結果を残せなかったのは、少し残念ですね。
でも、リード面ではこの交流戦素晴らしかったんです。
15試合にスタメンマスクを被り、その試合結果は13勝2敗。勝率はなんと.867という驚異的な数字を残しています。この時期バッティングの調子の上がらなかった将を、ボビーが使った理由はここに有ったんですね。
ちなみにシーズン通してスタメンマスクを被ったのは63試合で、41勝21敗1分の勝利率.661という数字を残しています。
将のリードは、セオリーとデータを重視したリード。
今シーズンの中でも、同じミスを繰り返さないように、シーズン途中でもそのリードの形を代えていっているのが良く分かりました。だからこそ安定した勝率につながっているのだと思います。
安定感あるリードですが、裏をかく面白みには欠けます。まあ、リードは安定していた方が良いわけですから、そんな面白さは必要ないといえば無いんですがね…
でも、試合を見ていて自分の予想と違う球を投げて、相手打者が打取られるのを見ると、あぁそんな攻め方も有ったんだと思えます。私の中では、ここにも野球観戦の醍醐味が有るんですよね。
ただ、勝つということを考えるのであれば、当然そんなものは必要ないんでしょうが。
では、そんな将の通信簿投票結果を見てみましょう。
《通信簿投票結果》 ※評価基準はコチラ
| 評 価 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 | 結 果 |
| 投票数 | 73 | 114 | 13 | 4 | 0 | 4.25 |
| 割 合 | 35.8% | 55.9% | 6.4% | 2.0% | 0% |
皆さんの投票は、40%弱の方が「最高の活躍!!」の”5”に集まり、残りがほぼ「素晴らしい活躍!」の”4”に集まりました。
サトとは、”4”と”5”の評価がちょうど反対くらいになるような結果でした。
やはりバッティング面での安定感が、そう感じさせるのでしょうか?
そう考えると、来期はバッティングにも安定感を持って欲しい。
リード面はある程度安心できるようになってきていますから、なおさらです。
本当、スカッと胸の晴れるようなバッティングをしてくれる事もあるんですが、『振りすぎだよ!』と思うこともしばしば。
今シーズン私の中での将のベストショットは、9/14のバファローズ戦でユウキから放った3ランHRです。
0-3からの3球目を、狙い済ましたジャストミート。本当きれいな放物線を描いてライトスタンドに突き刺さりました。
日本シリーズ第3戦で、藤川から打ったヒットも忘れられない1打ですね。
力は有るのですから、追い込まれたらバッティングを変えていく等すれば、もう少し安定した数字を残せると思います。
引張った時のパワーのあるバッティングも魅力ですが、もう少し広角に打てると、かなりヒットゾーンは広がるかと…これは無理なのかなぁ。
後はバント。4/10の試合では、逆転の大事場面で初球送りバントを失敗。結果としては、ヒッティングに切替えてタイムリーを放ったわけですが、そんなことは何度も続かないですからね。
繋ぐ野球がマリーンズの野球ですから、すべての選手がそういったことをできようにならなくてはいけません。
今シーズンの経験が将を成長させている事は見て取れますが、将が完全にマリーンズの正捕手を目指すのであれば、乗り越えないといけない課題は山積みです。
橋本将選手、2006年も頑張ってください!!
現在、通信簿投票野手偏第2弾を実施しております。
本日で第2弾投票を締め切りと致します。まだ投票のお済みでない方は、お早めに投票して下さい。
よろしくお願いいたします。
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