真のファンサービスとは?《後編》 : 千葉ロッテ マリーンズを愛してやまない人たちに送る~clm-today.com

べにふうき

2006年01月04日

真のファンサービスとは?《後編》

前回の続きです。
今回はボビーの考える真のファンサービスとは何か?というところからスタートします。
 
「荒木さんの考える一番のファンサービスって何ですか?」
「一番のファンサービスですか?これは今年の1月の後半に、ボビーが日本に戻ってきて、キャンプインの2・3日前にそのときに初めて4~5時間のミーティングをしたんです。1日で終わらずに翌日もやったんですが、そのときに話したのは、今年こういったことをやろうよっていう事ではなく、2つの事だったんです。ひとつはファンサービスをやる意味と、今年のスローガンBUILDING OUR DREAMを本当に分かりやすい言葉で説明してくれたんです。」
「BUILDING OUR DREAM?」
「そうですBUILDING OUR DREAMをしっかりと分かりやすい言葉でクリアに説明してくれたんです。最初のポイントは、ファンサービスを何でやるのか?ってことなんですが、ボビーは『プロ野球ってのは優勝するチームでも10回やれば4回は負けるよ。もし、試合だけがすべてであれば、お客さんは10回来てくれたら4回は悲しい思いをして帰ることになるんだ。4回負けた日でも、何か楽しい思い出を持ち帰ってもらわなくてはいけないよね』って言ったんです。
そして、BUILDING OUR DREAMについてはふたつの事を言ったんです。まずOUR DREAMについて説明したんですが、『OURっていうのはチームだけではないよ。これはチームとファンと選手のすべてがOUR。DREAMというのは、今シーズンどのチームよりも最後まで試合をする事つまり優勝。』と言い切ったんですね。
次に驚いたのは、『我々三者がその夢を達成しようというだけではなくて、“BUILDING”これをみんなで作っていこうという、結果だけを求めるのではなくそのプロセスを大事にしよう。そのプロセスをみんなでenjoyし、作っていく。これがあることで、ファンが一方的に応援するとか、選手が一方的にファンサービスをするということではなく、お互いで一つのものを作り上げていく。そしてお互いで責任を持って楽しむ』ということ。」
「根本に、良い試合は絶対に見せないといけないということは絶対持っていた訳ですね?」
「持っていましたね。それで楽しませて、お客さんに来ていただいて、そして最後の最後に日本一になった時に、私も甲子園に行っていましたけども、ボビーが胴上げされているのを見て、ボビーが言っていたファンサービスが必要な意味はまさにこれをやるため、つまり勝つためなんですけれども…勝つためにみんなで楽しく盛り上がって一体感を持って最終的に全員で手に入れた日本一がありました。結果的に勝った訳ですけれども、その勝ちがなによりのファンサービスだったんです。
よく、『勝つことが一番のファンサービス』と言われますが、そこからスタートするのではなく、10回のうち4回を楽しませるために積み上げて一緒にやってきた結果が勝ちで、その成果物が実は最高のファンサービスだったというように思いました。」
「楽天は、7回やったら5回負けるんですよ。やっぱり7回で5回負けるチームで、それをずっと応援しに来て下さる人達にどうやって喜んで頂こうかと…その努力はロッテ以上だったと思いますよ。」
「そりゃそうだ。なるほどねぇ。」
「だからそれでも満足して帰っていただけるのはどうするのかなぁ?プロ野球というのは勝つためにやるというのが僕の中には有ったんですが、それだけじゃないなぁってのはすごく今年は思いました。」
「たとえ負けゲームでも何か、あれが見れて良かったと思ってお土産を持たせて帰す。」
「選手たちは自分の持っているものを最大限発揮してもらいたいし、フロントはファンを楽しませるために、色々やることがあると思いますし…」
・・・しばし歓談・・・
「荒木君来年のロッテはどうなりそう?」
「来年のロッテはですね…まだ今年は6冠なんですね。交流戦、パ・リーグ、日本一、アジア、2軍もイースタン、日本選手権と優勝していますから。しかしながら、我々の聖地であるマリンスタジアムで胴上げってのが一個もないんですよね。あと、リーグ戦を2位で通過したって事も有りますので、完全優勝っていう大きな夢をもってやらないといけないということで、ファンと一体となって(BUILDING OUR DREAM)第2章を始めるという事になりますね。」
「ちょっとあなたにお願いがあるんです。長年野球を見ていて、何が不満かって、最近バッターがボールを打つ音が聞こえない。グラウンドで。そしてキャッチャーのミットに入るボールの音が聞こえない。この音を取り戻してほしいなぁ。それには他の11球団が参考にして、まねしている、ロッテのNo1応援団の人達に、ピッチャーがボールを投げる時には黙っていてくれという教育というか…そういう応援団になって欲しいの。あれはあれで素晴らしいと思う。ところが、打球のカーンという音が聞こえない。甲子園なんかでは全く聞こえない。フライをセカンドが取ろうかショートが取ろうかと思っても、3mの距離でも聞こえない。こんな野球じゃあ最終的には見に来てくれなくなってしまう。どうだろう応援団の人達と話す機会が有ったら…」
「そうですねぇ。本当に我々の応援団のやり方は12球団の中でもかなりユニークなモデルなんですけれども…ただ、我々の応援団は本当に野球が好きなんで、独自のものを作り出すっていうことで一つ投げかけてみる価値があるかもしれませんね。」
「球団で予算を作って、リーダーたちをヤンキースタジアムやセーフコフィールドに連れて行って見せる。勉強のために。僕は他のチームの応援団も是非大リーグを見て欲しいなぁ。で、大リーグのファンの良いところを盗む、やり方を盗むという方向はどうかな?と思うんですよ。」
「なるほどね。ただ、我々のファンはですね、我々が思っている以上に、そして我々以上に勉強しているんです。もちろんアメリカも熟知している。そして韓国野球も熟知している。日本の野球も熟知している。その中で彼らは独自のスタイルを作り出していて、それはそれで非常に素晴らしい事だと思うんです。それに今年から色々な新しい形で同調して、大きな盛り上がりを見せたんです。
これに関しては、ここがうちの特徴なのかもしれないのですが、あえてフロントからファンはこうしてくださいという事は一切言わないで、一緒に考えてファンの考えを尊重しながら良い雰囲気を作っていきたいというのが我々の中にはあります・・・

この後、今年のマリーンズについて話をして、この日荒木事業部長の出演は終了となりました。
私はこのビデオを見て、勝つことが最高のファンサービスではあるが、やはりそれだけではないというのを強く実感しました。

荒木さんの話は、常にファンを大切にしていて、家族なんだという感覚。
球団主導ではなく、ファン主導というスタイル。これは当然のことなんですよね。
だって、球団が選手を応援するんじゃなくて、ファンが選手を応援するんですから。
この後、某球団を皮肉って、球団が上から色々やってやっているというような態度の球団もあるということを言っていました。

私もマリーンズにここまでのめりこめたのは、今まで正直弱かったというのもありました。
勝った時の喜びが大きい。そして、一緒に戦っている感が常に有りました。
特にマリンスタジアムでは!!
ボビーが監督になって、本当ファンと一緒になるイベントも多くなり、常にファンを大切にしたその発言も含め、よりそういった気持ちが強くなったのは間違いありません。

だからこそ、このスタイルを変に崩して欲しくないという気持ちは有ります。
そして、先日の小坂放出のように、ファンの気持ちをないがしろにするような行動を球団にして欲しくないんです。
もっと、マリーンズという球団を好きになって応援したい!
そう思えるようなチームになって欲しいと思います。

だからこそ、二度と我々を裏切るような事がないことを祈ります!

 

選手たちの通信簿野手偏の第1弾投票を本日で締め切ります。
まだ投票のお済でない方は、お早めに投票願います。
年末年始のため、通常の8割程度です。皆様ご協力をお願いいたします。

ranking
Blog Rankingを上げることが、私の生き甲斐です。

にほんブログ村 野球ブログへ  

「真のファンサービスとは?《後編》」に関連した記事


みなさま、投票をお願いします!

ranking にほんブログ村 野球ブログへ spolog.net ブログランキングくつろぐ baseballnavi

Comment on "真のファンサービスとは?《後編》"

"真のファンサービスとは?《後編》"へのコメントはまだありません。

Post a Comment

コメントする
(HTMLタグは使用できません)
ブラウザに投稿者情報を登録しますか?(Cookieを使用します。次回書き込み時に便利です。)
  •  
  •  

"真のファンサービスとは?《後編》"の関連商品

Trackback on "真のファンサービスとは?《後編》"

以下1件のトラックバックはこのページのエントリー"真のファンサービスとは?《後編》"を参照しています。

このエントリーのトラックバックURL: 

» ファンサービスと殿様商売

  • 2006年01月15日 17:04
  • from バックスクリーンの下で

 1月15日付のスポニチによると、千葉ロッテマリーンズは「マンデー Mリーグ」と呼ばれる新たなファンサービスを計画しているそうだ。2006年からパリーグで... [続きを読む]