今江敏晃の通信簿 2005 : 千葉ロッテ マリーンズを愛してやまない人たちに送る~clm-today.com

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2006年02月04日

今江敏晃の通信簿 2005

2005年シーズンの活躍を通信簿として振り返るこの企画『選手たちの通信簿』第27回は、今江敏晃の通信簿です。
マリーンズの象徴とも言われる初芝の後継者として成長著しい今江。
2005年シーズンからは、背番号を25番からミスターロッテ有藤氏の『8』に変更。
将来のマリーンズを背負って立つようにと、期待がかかります。

では、まずそんな今江の2005年シーズン成績から見てみましょう。
《2005年シーズン成績》

試合数打席数打 数安 打打 率本塁打打 点盗 塁
132509461143.3108714
四死球三 振三振率出塁率長打率対右投対左投得点圏
3362.134.353.451.284.377.336
獲得タイトルベストナイン Gグラブ賞 日本シリーズMVP

 
《今江敏晃月間成績:2005》
 試 合打席数打 数安 打打 率本塁打打 点盗 塁
3・4月281088926.2922181
5月26897719.247071
6月20827630.395181
7月19726921.3042100
8月22918535.4122180
9月17706512.1851101
交流戦3613211836.3050112

同じ若手の西岡が、4月に猛ダッシュで駆け抜ける影で、着実に試合に出場し結果を残したのが今江でした。
そして同時に気迫あふれるプレーでファンを魅了したのも今江でした。
私は今でも鮮明に覚えているのが、4/25のライオンズ戦
俊介が素晴らしいピッチングでライオンズ打線を封じ込めていたのですが、6回表に今江のエラーからランナーをため、失点してしまいました。
その直後の6回裏、回ってきた打席で今江はセンターオーバーのタイムリー3ベース!
3塁にヘッドスライディングした今江は、喜びのあまりベースを思いっきり叩いて喜んでいました。
あれが今シーズン今江のベストスイングだと私は思いました。
あんなに気迫を前面に出す選手は、近年のマリーンズには見られないタイプ。
非常に素晴らしい。きっと彼は近い将来リーダーに成長すると確信しました。

4月末段階で打率は.292。打点18はリーグ10位の好成績。
今江が上位を打つ打者ならまだしも、3・4月にスタメンで起用された打順は、7番が3試合、8番が14試合、9番10試合とすべて下位打線。その中にあって打点18は素晴らしい数字ですよね。

しかし、交流戦に入る5月、少し調子を落としてしまいますが、6月に入ると調子を上げ、6/28の試合では打率を.300に乗せます。
以降今江の打率は.300を切ることなく推移していきます。
圧巻だったのは7月下旬から8月中旬。打てばヒットのでる打ち出の小槌状態。
7/17から8/17まで22試合連続安打を達成。
今江がこの時期チームを引張っていたといっても過言ではありません。
3・4・5番のクリーンアップと、7・8・9番の裏クリーンアップを上手く繋ぐ役割を今江がすることで、驚くほど打線がつながっていました。

8月も後半に入ると、今江に首位打者の芽がでてきます。
それと共にプレッシャーを感じてしまったのか、今江のバットも湿りがちに。
連続試合安打の途切れた8/17に、今季最高の.339をマーク。それ以降徐々に打率を下げ、最終的には.310。生涯何度もチャンスのあることではないだけに、なんとか首位打者を取らせてあげたかったんですが…しょうがないですね。
しかし、マリーンズ最多の132試合に出場し、この数字は素晴らしい結果ですよね。

ポストシーズンに入っても、今江は勝負強いところを見せます。
特に凄かったのが・・・そう、日本シリーズ!
初戦の初回、2番に起用された今江は、阪神先発の井川から先制のHRをレフトスタンドに突き刺すと、この日4打数4安打。
翌日も4打数4安打と、8打席連続安打で日本シリーズ連続打席安打の新記録を打ち立てます。
その活躍から、日本シリーズのMVPにも選出されました。

では、そんな今江の通信簿投票結果を見てみましょう。
《通信簿投票結果》  ※評価基準はコチラ

評 価 5  4  3  2  1 結 果
投票数209260114.86
割 合88.2%11.0%0%0.4%0.4%

皆さんの投票は、ほとんどの方が「最高の活躍!!」の”5”に集まりました。
当然といえば当然の結果ですね。評価4.86という数字は、打者では現在ダントツ1位です。

私は2005年シーズンの中で、最も今江を褒めたいのは打撃ではなく守備の上達です。
もともと課題は守備だった今江。半身に構える独自のスタイルで、打球に対する反応速度を高める等、非常に工夫して試合に臨んでいました。
パ・リーグNo1の守備率を誇る内野陣を形成し、西岡や小坂と組んだ三遊間は、まさに鉄壁と呼ぶにふさわしかったです。
ただ、ショートが小坂の時にはちょっと小坂に任せていた面も有りましたが、あのお方に比べれば、積極的に三遊間の当りを処理しにいっていましたね(笑)

2005年シーズンの今江に関するデータをいくつか紹介しましょう。
まずは二塁打。二塁打数35はパ・リーグNo1。
近い将来『ミスターツーベース』の代名詞を福浦から奪うのではないでしょうか?
そして死球11。これはリーグ第4位。
1位が城島、2位がズレータ、3位が大村、そして4位が今江(同率で西武のカブレラ・中島)です。
強打者ばかり(大村は???)ですが、今江がその中にいるということは、強打者の証といっても過言ではないでしょう。
最後にスクイズ。
実はデータが取れなかったので、正直どうかは分からないのですが、パ・リーグで2005年シーズン1番スクイズを決めた打者は今江ではないでしょうか。
打つだけでなくそういった細かい部分ができるのも今江の強みですね。

私が2006年シーズン注目してい事のひとつとして、今江が何番を打つのか?という事が有ります。
将来的には3番タイプだと思うのですが、マリーンズには不動の3番打者福浦がいますから、そうなると5番でしょうか。
ただ、まだ成長途上の選手ですから、ボビーは何番に彼を起用するのか楽しみですね。
ちなみに2005年シーズンスタメンで出場した試合は、6番が31試合、7番が8試合、8番が45試合、9番が41試合、その他の打順が2試合でした。
この2試合は2番が1試合と5番が1試合なんですが、日本シリーズ初戦やアジアシリーズでは2番に起用されていますからね。ただ、幸一が出場すれば2番は幸一でしょうから、定位置になる事はないでしょう。

ガッツあふれるプレーと、あの笑顔。憎めないキャラクターですね^^
1年活躍しただけでは、偶然の一言で片付けられてしまう厳しい世界。
今季も素晴らしい活躍をすることで、『ミスターロッテ』への階段をまた一歩登って欲しいです!
初芝から託されたその想いと歴史はそう安くないよ!!
今江敏晃選手、2006年も頑張ってください!!

 
次回はついにきました、初芝の通信簿をお届けします。お楽しみに。

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