【日本シリーズ】扇の要の重要さ : 千葉ロッテ マリーンズを愛してやまない人たちに送る~clm-today.com

2008年ヤマチョウの新茶

2006年10月21日

【日本シリーズ】扇の要の重要さ

F 2 - 4 D
 
日本シリーズ初戦は中日が勝利。
ハムの不安材料がそのまま試合に現れました。
特に扇の要となる捕手の差が試合を決めたように感じます。
では、そんな今日の試合を振り返ってみたいと思います。

川上とダルという予想通りの先発で始まったこの試合、どちらの投手も球に力はあるものの、制球面で不安定さを見せます。更に今日の主審の友寄さんは、左打者のアウトコースがかなり厳しく、両投手にとってはさらに厳しい展開となりました。

初回は順調に立ち上がったダルでしたが、2回に無死からウッズへの四球をきっかけにリズムを崩します。続く森野は左中間への2ベースを放ち、無死2・3塁。アレックスは三振に倒れ1死2・3塁となったところでハムベンチはダルに敬遠を指示します。満塁となって谷繁。1-2からの4球目、インハイのストレートを逆らわずにセンター返し。これが先制の2点タイムリーとなります。

一方の川上も序盤から逆球が多く、カットボールが抜ける事もしばしば。初回に田中賢介にセーフティーを決められた後、小笠原には四球を与えピンチを迎えます。しかしここはセギノールを三振、稲葉をサードゴロに打ち取りピンチを凌ぎます。
実はこの初回にいくつかのポイントが有りました。まずはセギノールへの三振ですが、逆球がインコースへ。それをセギノールがまったく合わずに空振り。偶然の副産物だったあの1球が、後のセギノールへの攻めを楽にしたと思います。更には稲葉への初球。アウトロー一杯に思えた球がボールの判定。この1球がアウトコースへのカットボールの出し入れが生命線の川上にとっては大きな意味があったと思います。
2点を先制してくれた直後の3回表、どうしてもコースを一杯につけない状況から同点に追いつかれてしまいました。この時にはハムの勢いを感じましたね。

しかし勝負はこの後でした。そんな中でも次に繋がる攻めをしていたのが中日バッテリー。逆に逃げてかわしていったのがハムバッテリーでした。その差がこの後の展開をもたらしたでしょう。3回裏、2死2・3塁で打席には井上。追い込んでからは見え見えのアウトコース攻め。ダルのスライダーは、左打者には効果的に使えていない状況を考えれば、ストレートに絞るのは簡単だったと思います。それを測ったように三遊間を抜いていった井上。これが勝ち越しのタイムリーとなりました。

昨日4勝2敗で中日の優勝を予想した私でしたが、その理由としてダルの若さを挙げました。同時に書き忘れたのですが、鶴岡がマスクを被るという事を考えると、その辺りの若さもマイナス要因になりますね。今日の谷繁の攻めは今日1日だけでなく、今後のシリーズにおいても効果的な攻めをしていました。インコースを積極的に使うことで、かなり打者は意識したと思います。そんな中で、逆にまったくインコースを使わなかったのが小笠原への攻め。これも逆に明日以降、いつインコースを使うのかというのが小笠原の頭の中には残る事でしょう。対する鶴岡は、とにかく安全にということで慎重になりすぎていたと思います。ダルの制球が定まらなかったというのも有りますが、逆球となってインコースに流れた球が、結果抑えるという皮肉な状態をもたらしていました。基本の攻めが、攻めではなくかわすという形になってしまいましたから、明日以降には繋がりませんね。

短期決戦の中にも長期的視野を持って戦うことができるかどうかが、短期決戦を制する重要な要素になります。もしくは去年のマリーンズのように一気に勢いでいくか^^;
ハムが同点に追いついたときに、なんとかダルが踏ん張る事ができれば一気にハムが逆転なんて展開も有ったかも知れませんが、あそこで同点に追いつかれたのは痛恨でしたね。
更には武田久の球も、シーズンのような低さではなくかなり浮いていました。不安要素満点です。。。
お互いに最後は立浪と田中幸雄が登場し、最後の打者となりましたが、この辺りは見ていて非常に面白かったですね。

明日は八木と山本昌の登板になるでしょう。
中日は今日の川上の作った流れとイメージをいかに崩さずにいけるか?逆にハムはここからどう組み立てていくのかが焦点になりますね。
明日も熱い戦いを期待したいと思います!
 
 
 
それにしても8回の井端のプレーは見事でした。あのタイミングでランナー稲葉だったらセカンドもたいがいセーフですよ。取って反転して投げた球の力強さが、あそこできっちり踏ん張って投げていることの証。スーパープレーです!

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