大嶺祐太が大器の片鱗を見せるも… 4/30 vsライオンズ(グッドウィル) : 千葉ロッテ マリーンズを愛してやまない人たちに送る~clm-today.com

2008年ヤマチョウの新茶

2007年04月30日

大嶺祐太が大器の片鱗を見せるも… 4/30 vsライオンズ(グッドウィル)

M 6 - 7 L
 
悔しぃ~!!せっかく追いついたのに。。。
大嶺が先発の時点で、ある程度点が取られることも想定していましたし、その結果敗戦ということも当然頭に有りました。でも、あれだけもつれたなら…
しかも最後の最後で追いついたなら…
勝って欲しかった。今江が2度の好機を生かせなかったのが痛かったですね。

では、そんな今日の試合を振り返ってみましょう。
先発は前述の大嶺とグラマン。なんとか大嶺を楽にしてあげたい打線は初回、青野のヒットの後、サブロー、ズレータが四球を選び1死満塁とします。
ここでサトが犠牲フライを放ち1点先制。浅めでしたが、青野がよく走りました。
さらにベニーが四球を選び2死満塁となりますが、竹原がライトフライに倒れ1点どまり。
よくよく思い返してみれば、この時点で今日の攻撃が重い流れに有ったのか…
四球3つとヒット1本で1点ですからねぇ。

そして1回裏、注目のゴールデンルーキー大嶺の初マウンド。
先頭の石井義人をサードゴロに打ち取ると、福地をショートゴロ。さらに3番中島をライトフライと、いずれもストレートで詰まらせて3者凡退。
やはりストレートの力は超一級品。素晴らしいものを持っているところを見せてくれました。

2回表、さらにマリーンズは2点を追加し、大嶺を援護します。
しかし、その裏、大嶺にプロの容赦ない洗礼が。
まずは先頭のカブレラに自慢のストレートを詰まらされながらもライトスタンドに運ばれてしまいます。
続く和田にもストレートにバットをへし折られながらもフェンス手前まで運ばれます。打ち取った打球がまさかという2本。これで気負ってしまったのか、投球に無駄な力みが生まれます。
そうなると当然ストレートのコントロールは乱れ、キレは鈍くなります。
リーファー・GGに四死球を与え1死1・2塁。さらに続く細川にヒットを打たれ満塁のピンチを迎えます。
ストレート以外の変化球を何球か投じるものの、ストライクは入らず。ストライクを取るためにストレートを投げるしかない状況。そんな大嶺を西武は見逃してくれるほど甘いチームでは有りませんでした。
ここから平尾、石井義人に連続でストレートを弾き返されこの回一挙5失点。
厳しいプロの洗礼を受ける事になりました。

3回に入るとグラマンは立ち直りの兆しを見せます。
なんとか2死1・3塁と攻めますが、あと1本が出ません。
一方の大嶺も、この回から変化球をまじえ、相手の目線をかわすようになります。
和田にこそヒットを打たれたものの、カブレラ、リーファー、GGといずれも三振でこの回のアウト3つを取ります。

結局大嶺は5回の先頭打者中島にヒットを打たれたところで降板。小宮山にマウンドを譲ります。
マリーンズの攻撃陣は、なんとか大嶺の負けを消そうと奮起し攻め込むも、あと1本が出ません。5回表には無死満塁のチャンスを作るも幸一のゲッツーの間に1点を挙げたのみ。
7回にも3連続四球で無死満塁としますが、今江のゲッツー崩れの間に1点を挙げるのみ。
ゲッツー崩れですから、尚も1死1・3塁となりますが、幸一が浅いライトフライ。続く西岡が四球を選びますが早川がセカンドゴロ。5-6と1点リードされて8回を迎えます。

8回の先頭打者は青野。
代わった三井の初球、真ん中低めに甘く入ったスライダーを捉えた打球は、黒く染まるレフトスタンドに叩き込む同点のソロHR!
打った青野は、ホームに還り幕張ファイヤーならぬ桜島ファイヤー!これでがぜん盛り上がります。
サブロー、ズレータが倒れた後、2死からサトが今日3本目のヒットを放ち出塁します。
ベニーの打席、初球にワイルドピッチでサトはセカンドへ。ベニーと勝負を避けたバッテリーは続く今江との勝負を選択。その今江の打席、2ストライクと追い込まれますが、ファウルで粘って7球目、インコースのストレートを詰まりながら左中間へ…落ちるかと思いましたが、中途半端に伸びてセンター福地ががっちりキャッチ。現在の今江のツキの無さを象徴するような一打でした。

すると8回裏、先頭のリーファーに荻野が痛い一発を浴びてしまいます。
インコースに構えたサトのミットとは逆に真ん中から外にシュート回転して打ちごろのHRボール。
これをライトスタンド上段まで運ばれ勝負あり。
せっかく追いついた後の一撃に、これ以上反撃する力も無く負けてしまいました(泣)
 
 
今日の大嶺は、4回0/3を球数78球、被安打7、奪三振4、四死球2、失点5という内容。
ストレートが指にしっかりとかかった時の球は本当に素晴らしいキレと球威を見せていました。藤川球児とまではいきませんが、彼がうまく成長すれば、分かっていても打てないストレートを投げられるピッチャーになると思います。
やはり今日の登板は、首脳陣もファンも分かっていたように時期尚早。ただ、大嶺が経験を積むには良い内容だったと思います。途中から後輩と一緒に試合を見ていたんですが、なかなか追いつけない打線に、大嶺が本当に大物になるなら、どこかで負けを消してくれるんじゃないですか?と言われ、変に納得してしまいました。

実際その通り彼の負けは消えたわけで…何かを持っている投手なんだというのは感じましたね。
今日のピッチングで自分の課題が明確になったのも事実でしょう。素晴らしいストレートを持っていても、まだ安定しないフォームのため、1球1球、球のキレが異なります。まずはフォームの安定。
そしてセットになるとスピードが3~5km/h程度落ちます。これも上記フォームの不安定さから来るものだと思います。スピードが落ちたまっすぐは、キレも力も弱くなります。セットから力の有る球を投げる事ができるようになることも大きな課題です。
そして何より、ストライクを取れる変化球を1球でも身につけること。36球目にして初めてカウントが取れたのが、打者11人目となる2回の福地の打席。もう少し変化球でカウントが取れれば緩急も使えるようになります。あとはグラブが空きすぎて握りが丸見え。
と、挙げればキリが有りませんが、重要なのはこの3つでしょう。

・フォームの安定感
・変化球の制球
・握りを隠す

やはりそう考えると、この1年はじっくり育てるべきなんでしょうね。
今日は大嶺に預けた試合ですから、この経験を大きな糧にして欲しいと思います。

今日の試合はマリーンズの拙攻と、西武の投手陣の自滅とどちらが…という試合。
10四球に10安打。残塁はなんと13。6点しか取れていないんですから。。。
しかも大事を取ってスタメンを外した西岡まで使って、後に残った野手は将一人ですからね。
そこまで勝負をかけたのに、先を見てしまった継投で手痛い一発をくらってしまいました。
確かにリーファーの後に3人右が続く打線。でも一発さえ食わなければ、まだまだ分からなかったわけで。難しい判断の場面であった事も良く分かります。
でもあれだけ全員つぎ込んで勝ちに行ったんだったら、藤田ないしは高木、川崎の左投手をあそこは使って欲しかったと思う気持ちが有ります。12回まで計算しちゃったんでしょうね。
その皮算用と弱気が今日の敗戦に繋がったのではないでしょうか。大嶺の負けが消えた事だけが唯一の救いかもしれません。あとは竹原の好プレーかな^^

さあ、明日から本拠地マリンでのGW6連戦。
相手は先日ダルで勝った事で勢いがついてしまったハム。やっぱりこんな流れになってしまいました。一番心配していた展開です。まあ、自業自得。むしろ自分でつけた火は自分で消さないと。
明日は俊介と建山という前回と同じ顔合わせ。前回は建山に抑えられましたが、なんとか勝ちを拾ったような試合。なんとか建山を攻略したいところ。
今季から先発に転向した建山の弱点はスタミナ。前回は8回に連続死球。握力がなくなってきて制球を乱した証拠。球をしっかり見て、好球必打。きっちり粘って建山を攻略してほしいと思います。
Marines Fighting!!

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