2007年07月23日
小林雅英にかく思う
- Egar
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- カテゴリー:やきゅコラ

皆さんこんにちは。
今日はマリーンズの守護神小林雅英について私が思うことを述べてみようかと思います。
まずは彼の成績を見てください。
| 年度 | 試合 | 勝利 | 敗戦 | セーブ | 勝率 | 打者 | 投球回 | 安打 | HR | 三振 | 奪三率 | 失点 | 自責 | 防御率 |
| 1999 | 46 | 5 | 5 | 0 | .500 | 507 | 124.1 | 93 | 8 | 107 | 7.75 | 42 | 37 | 2.68 |
| 2000 | 65 | 11 | 6 | 14 | .647 | 441 | 109.2 | 87 | 37 | 72 | 5.91 | 34 | 26 | 2.13 |
| 2001 | 48 | 0 | 4 | 33 | .000 | 218 | 52.0 | 54 | 7 | 47 | 8.13 | 25 | 25 | 4.33 |
| 2002 | 43 | 2 | 1 | 37 | .667 | 158 | 43.1 | 26 | 1 | 41 | 8.52 | 4 | 4 | 0.83 |
| 2003 | 44 | 0 | 2 | 33 | .000 | 192 | 47.0 | 45 | 2 | 30 | 5.74 | 18 | 15 | 2.87 |
| 2004 | 51 | 8 | 5 | 20 | .615 | 235 | 57.2 | 51 | 4 | 50 | 7.87 | 25 | 25 | 3.90 |
| 2005 | 46 | 2 | 2 | 29 | .500 | 186 | 45.1 | 49 | 2 | 33 | 6.55 | 14 | 13 | 2.58 |
| 2006 | 53 | 6 | 2 | 34 | .750 | 199 | 53.2 | 49 | 4 | 48 | 8.05 | 16 | 16 | 2.68 |
| 2007 | 31 | 2 | 3 | 16 | .400 | 139 | 32.0 | 36 | 2 | 24 | 6.75 | 15 | 10 | 2.81 |
昨年は通算200セーブも達成し、日本人記録となる6年連続の20セーブを記録しているマサ。
球界でも最高クラスのストッパーだと私は思っています。
ただ、最近は思うような結果が出ていません。
最近5試合の登板ではいずれもランナーをスコアリングポジションまで進めてしまい、内3試合では失点を許す内容。
これには皆さんの不満も溜まっているのではないかと思います。
しかし、これはある程度予測できた事態。
昨年も交流戦中は0.49という抜群の防御率を誇ったマサですが、同一リーグとの対戦に戻ると対戦防御率は3.90。
もうパ・リーグの打者に対しては、ある程度限界なところにいると思います。
抑えて当たり前というのがストッパーに対する認識。
ですから余計に1つの失敗に対し、敏感になってしまうところが有ります。
彼の持ち球はストレート、シュート、スライダーという速球系です。
スライダーも縦スラですが、新垣や宏之のように縦に大きく落ちるものではなく、スプリットに近いくらいの落ち方。ですからある程度対戦を重ねれば球道は見極められてしまい対応できてしまうのだと思います。そしてストレートのタイミングでどの球も待つ事ができてしまうのでしょう。
実際年齢を重ねることでストレートのキレは落ちてきている部分もあると思います。
球速こそ150km/h近い球を投じていますが、打たれているヒットはかなり多く、今年に関して言えば投球イニングよりも被安打数の方が多いという現状。
奪三振率も低くなっています。
クローザーに必須なのは、三振を取れるということ。
なぜならバットに当てられなければ点を許す事が無い訳ですからね。バットに当たってしまえば、野手がエラーすることもあるでしょうし、ボテボテの内野安打やポテンヒットでもピンチを招く事になりかねません。
奪三振率を見てみると、昨年は8.05という数字を残していますが、今年は6.75。不振に苦しんだ一昨年に関しては、6.55という数字。
ちなみに今年抜群の安定感を誇っているホークスの馬原に関しては8.6、岩瀬は7.5。藤川球児に至っては12.8というずば抜けた数字を残しています。
ですから素晴らしいクローザーでは奪三振率が8を越えると安定した結果につながるのでしょう。
クローザーは岩瀬タイプと馬原・藤川タイプとで分かれると思います。
岩瀬タイプは必殺の球種(彼の場合はスライダー)と制球力で勝負するタイプ。
馬原や藤川は言わずもがな速球を主体に力で抑えるタイプです。
マサは後者。彼のコントロールはかなりアバウトですからね。
当然その後者である彼が、三振を奪う事ができないのであれば、失点も増えますし、救援失敗も当たり前の事です。
では、彼に代えてクローザーの大役を任せられる人間が、今のマリーンズにはいるのでしょうか?
私は唯一可能性が有るとすれば薮田。それ以外の人間では無理でしょう。
宏之なら良いですけど、彼は先発の軸ですから配置転換は不可能でしょうしね。
荻野をストッパーになんて声も有りましたが、彼は最高のセットアッパーにはなり得るでしょうが、クローザータイプではないですね。
前述の通り、クローザーはできるだけ球に当てられることのないというのが前提条件ですから。
ですから今は正直彼にすがるしかないというのが本音。
こんなに打たれているマサですが、それ以上に良い投手がいないですからね。
実のところ薮田に関しても、最近はさほど状態が良いわけではなく、同じような不安は抱えていくことになるでしょう。
何度も言いますが、クローザーというポジションは、抑えて当たり前という責任と期待がかかります。
強い心が無くては務める事ができません。ですから彼が6年連続20セーブを達成しているということは、本当に驚くべき事だと思います。こんな過酷なポジションを長期に渡り務め続けているわけですから。
12球団見渡してみて、過去も含め考えてみても何年もクローザーとして活躍している選手なんて本当にわずかです。最近で言えば、岩瀬とマサくらい。
裏を返せば、マサに匹敵するようなクローザーを育てることは並大抵のことではないということです。
単純に配置転換すれば良いというのは、当座を凌ぐことにしかならないでしょう。
ただ、マサの衰えは事実。数字を見てもそれは明らかです。
ですからクローザータイプの選手を育てる事が急務ではあるでしょうね。
しかし、それには時間もまだかかるでしょう。
では、どうすれば?
私はマサにそろそろ限界という自己認識をした上で、緩急を使える球の習得を目指す事が一番だと思います。
ボビーが就任した04年、彼は全ての投手にチェンジアップの習得を課しました。
しかし、直行とマサだけはチェンジアップの習得を拒みました。新球を習得するよりも、独自のスタイルを追求する方が良いという彼らの判断。その時はそれでも良かったのですが、現時点ではそうしたタイミングを外す球を習得する事が必用になっています。
速球派の投手は、どうしても年齢の衰えと共にスピード・球のキレ共に衰え、限界を感じる時がきます。
直行もマサも、現在ちょうどそのタイミングにさしかかっています。
直行は最近縦に割れる遅いカーブを多く使うことで緩急を使おうとしています。
現在日本球界の中でも150km近いストレートを投げる投手はかなり多くなっています。
当然打者の目は慣れ、速いだけでは通用しません。
やはりこの緩急こそが、マサにとって一番必用な事だと思います。
ただ、遅い球を投げるのは非常に難しく、同時に勇気のいる事でも有ります。
少しでも腕の振りが緩めば球種はバレ、狙われてしまうわけですから。
マサの場合、自身の球に対するプライドも捨てきれない部分も有ると思います。
しかしながら、現状からの脱却は遅い球の取得以外にないでしょう。あの藤川でさえ、今年は思ったようなストレートのキレが無く、変化球を交えた組み立てになっています。
とはいえ、シーズン中はもう新球の取得は難しいでしょう。付け焼刃ではかえって痛い目に遭うでしょうからね。
当面の方法としては、セットとワインドアップを交えたりする事や、投球のどこかで打者のタイミングを外す努力をするしかないでしょう。後はサトとよく話し合って、組み立てを考えるか。
この現状の緊急的な打開策は、彼を起用しない事ぐらいしかありません。
が、先程も述べましたように、彼に代わる選手はいませんからねぇ。
先発投手が頑張って完投するか、打線が大量点を取る。
この不確定要素の多いところに期待するしかありませんね。悲しいですが、これが現実です。。。







こんにちは。
ボビーに関してもマサに関しても全く同意見です。
ただ、マサの場合、遅い球を投げる為には根本的に
フォームを変える必要があるのでもう150km/h
出なくなっちゃうかもしれませんね。
そうなると残念ですが覚悟が必要ですね。
137km/hで振り遅れさせる成瀬と147km/hを芯で捕らえられる
マサ。皮肉なもんですね。
内なんかはダメでしょうか。
力のあるストレートに大きなスライダー。
彼のスライダーは良い時は本当に凄い変化です。
最近、1軍に上がってこないのが寂しいのですが…。
あ。あとサブローがブログで中郷を絶賛してました。
彼が救世主になってくれるかも、とのこと。
ちょっと楽しみ(^^)
いやー まさにその通りだと思います
今はマサ頼みしかないでしょう
最悪は藪田にがんばって貰うしかない訳で・・・
若手の成長株はいますがマサほどの強心臓と実力は
今年には無理な訳で・・・
歴代のストッパーの中でもコバマサは凄い存在なんですから!
ただ新球種はどうなのかは分かりません
今のままでは難しくなってきたのは事実でしょう
しかし賭けになる点もあるでしょう
新球種が増えたらピッチングスタイルが大きく変わる訳で
それに対応できるのか・・・
選手生命を伸ばすには対応するしかないんでしょうけどね
なんにせよ・・・がんばれ!コバマサ!!!
年齢的な部分もあるのかな・・・
後、スライダー、シュートというピッチングスタイルでは三振は難しいですね!
実績は申し分ないんで、これからもどんどん頑張ってほしい!
頑張れ、マサ!!!
しっかりした分析、ありがとうございます。
当座の対策としては、ちょっと、握りを変えてみるぐらいでも随分違うと思いますが。あれほど、早いタマをたてつづけにどんぴしゃでとらえられるってのは、タマが素直すぎるからでしょうし。あとは、時間があれば、フォームでしょうね。もうちょっとクローズに構えて、みずらくするとか、もはや常識でしょうからいってしまえば、首のくせをなんとかするとか。
薮田も似たような問題をかかえてますよね。球種が少ないから、ストレートだけにしぼって振っとけば、なんとかなっちゃう感じになってますから。
>btbyukkyさん、こんにちは。
仰るように、皮肉ですね。でもそれが現実でもあります。
確かにフォームを変えないと遅い球は投げれないかも知れませんねぇ。ただ、チェンジアップなら可能ではないかと感じているんですが。。。
>伊予カモメさん、こんにちは。
内は私も考えました。
が、彼は精神的な部分で不安が有りそうなんですよね。
あのプレッシャーのかかるクローザーというポジションを務めるとなると。
確かにあのスライダーは1級品ですし、ストレートも素晴らしいものがあると思います。あとはハートでしょうね。
>ちゃりんこさん、こんにちは。
賭けにはなるでしょうが、今のままでは限界ではないかと思います。
彼も実際感じているんじゃないでしょうかね。それをマサがどう判断するか?
そんな事を言っても私達は結局応援する事しか出来ないんですけどね。。。
>内さん、こんにちは。
球種的にも年齢で衰えのでやすいもが多いですから、余計にそう感じるのかも知れません。
緩急を使える何かがやはり必要だと感じますね。
俊介のように120キロでも速く見せるためのカーブ。こういった何かが必要でしょう。
>ひろさん、こんにちは。
確かにそういった部分でしかシーズン中の対応は難しいでしょうね。
でも何某かの対応をする事で、きっかけを掴んで欲しいと願います。