J・オーティズの通信簿 2007 : 千葉ロッテ マリーンズを愛してやまない人たちに送る~clm-today.com

2008年ヤマチョウの新茶

2008年02月05日

J・オーティズの通信簿 2007

皆さん、こんばんは。
本日パウエル問題にパ・リーグの連盟から勧告が出されたようですね。
その内容は、6月23日以降にソフトバンクの選手として支配下登録するというもの。

う~ん、中途半端。
正直、規約云々や法的な事は分かりませんが、客観的に見ている立場としては、先に契約した方が有効なのでは?と思います。
しかし、その契約自体の正当性が…という話が出ていますので、だったらパウエルは今季の本で働く事ができないという形にすれば良いのにと思ってしまいます。一時はそんな話もでていたみたいですが、いったいどうなったのでしょう?
まあ、ともあれ6月23日以降の登録となれば、ソフトバンクとしても条件面での変更が行われて然りでしょうし、この問題の行く先に注目したいと思います。

さて、本日の本題に入りましょう。
本日は選手達の通信簿第24回『J・オーティズ』の通信簿をお届けします。

では、まずいつものように2007年のオーティズの成績と皆さんの通信簿投票結果をご覧下さい。
《2007年シーズン成績》

試合数打席数打 数安 打打 率本塁打打 点盗 塁
6727225071.2847392
四死球三 振三振率出塁率長打率対右投対左投得点圏
1951.188.331.440.304.196.309

《通信簿投票結果》

評 価 5  4  3  2  1 結 果
投票数7826034324.08
割 合20.7%69.0%9.0%0.8%0.5%

ズレータの故障という緊急事態により、6月末、急遽補強されたのがオーティズでした。
2003~2004年にはオリックスでプレーし、通算57本塁打を放つものの、チャンスでのゲッツー多さや守備難により2年で米国に戻る事になりました。

しかし、マリーンズにとっては長打力が魅力の選手。
しかも日本での経験が有るだけに、急場を凌ぐには、格安で良い選手が補強できたのではないかと思いました。

7月7日から1軍に合流したオーティズは、当日の試合に出場すると4打数2安打と、そのバッティングをアピールします。
そして7月10日の試合では、西武の西口から満塁弾を放つなど、7月は15試合に出場し、3HR15打点とチームに大きく貢献します。

心配していた守備も、当初は少し不安な面を覗かせますが、試合を重ねるごとに安定感を見せ、シーズン終盤にはファインプレーでチームのピンチを救う場面もしばしば見られました。
特に先日通信簿を書いた幸一とは対照的に、セカンドベース方向への打球に対しては、捕球後体が逆方向に流れても、外国人特有の強いスナップスローでアウトにするシーンを多く見せてくれました。

このオーティズの補強が有ったからこそ、最後まで優勝争いが出来たと言っても過言ではないでしょう。
ポストシーズンのCSにおいても、8試合中7試合に先発出場。
途中加入ながらチームへの貢献度は非常に高かったと思います。

そんなオーティズに対する皆さんの通信簿評定は、『最高の活躍!!』の“5”に20%の方が、『素晴しい活躍!』の“4”に70%弱の方が投票され、評定値は4.08という数字となりました。


2007年のオーティズのバッティング内容をちょっと見直してみると、やはり典型的なプルヒッターだという事が目立ちます。
まずヒット方向としては、左方向へのヒットが43本で、実にヒットの62.3%が左方向へのヒットとなっています。(ちなみにセンター方向へは23%、ライト方向へは14.5%です)
アウトの方向にしても、左方向(サード・ショート・レフト)への打球が47.3%、センター方向への打球が18.2%、右方向(セカンド・ファースト・ライト)への打球が34.5%となっています。
私はアウトローへのスライダーやフォークに弱点が有ると思って見ていましたが、思ったよりも対応はできていたと思います。
しかしながら、そのコースにあまり投げる投手が少なかったようにも思います。
これは後述のスイングの大きさに騙されていたのではないかと思います。
もし、その辺りにもう少し多く投げられていたら、打率はもっと下がってしまっていたのではないかと思います。

また、2007年のオーティズは、左投手に対して結果が残せませんでした。
対左投手打率は.196。放ったヒットの数は9本と少ないのでしょうがないのかもしれませんが、左投手の球を右方向には1本もヒットにしていません。
これは、オーティズのスイング軌道が非常に大きいため(スイングした後キャッチャーの後頭部にバットが当たっていた事からも彼のスイング軌道の大きさは分かるかと思います。)左投手の中に入ってくる球への対応が窮屈になり、右方向への良い当たりが出なかったのではないかと思います。

2008年は、こうした部分を各チームが研究し、対応してくると思います。
ズレータに加えオーティズの戦力はマリーンズにとって非常に貴重になることでしょう。
相手のマークをかいくぐって今年結果を残せるかは、彼の今後の野球人生にも大きく影響する事でしょう。
特にオリンピック期間中は外国人選手に頼らざるをえない部分も有るでしょう。
オーティズの働きがチームの成績を大きく左右する可能性は充分に有ります。
J・オーティズ選手、2008年も頑張って下さい!!

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