まずは守る事から 5/26 vsタイガース(甲子園) : 千葉ロッテ マリーンズを愛してやまない人たちに送る~clm-today.com

ガーゼケット/五層一重

2009年05月27日

まずは守る事から 5/26 vsタイガース(甲子園)

千葉ロッテマリーンズ 3 - 2 阪神タイガース
 
野球はまず守る事から。
点を取らなきゃ勝てないと言われるかもしれませんが、守りきれば負けないのです。
打率の高いチームと、防御率の高いチーム、どちらが上位になっていることが多いかという結果を見れば私の言わんとしている事が分かってもらえるのではないかと思います。
そう考えると、今日の試合は最善を尽くしたとも言えるかもしれませんね。。。

今日の先発は晋吾と阿部。
前日の記事にも書きましたが、日曜日に急遽雨天中止のため決まった今日の試合。
そのため、晋吾はいつもよりは調整が難しかったと思います。
しかし、初回から良いピッチングを見せてくれました。

1点を先制し迎えた3回裏、2死1塁で新井にレフト横へと弾き返されます。
この時、ベニーの守備が緩慢で、その隙を突かれ新井にもセカンドを陥れられてしまいました。
続く葛城に晋吾はライト前に弾き返されるのですが、新井を1塁で止めていれば同点で済んだものが、2塁に進まれてしまったことで2点を失う形に。

多分、ベニーもその事は気にしていたのでしょうね。
次の4回表の先頭打者として打席に立ち三振した彼は、いつにもなく悔しそうにしていました。

このまま試合が終っていれば、本当に痛恨のミスになってしまいましたね。

試合は進み、4回で阿部は降板。
もともと決めていたという形の継投で、5回、6回は江草、7回にアッチソン、8回にウィリアムスと阪神は必勝リレーに持ち込みます。

一方のマリーンズは5回まで晋吾が投げると、6回裏のマウンドにはまさかの成瀬。
これについては後で私の私見を述べますね。
その成瀬が好投し、2イニングをきちんと抑え、流れを引き寄せます。

8回表、マリーンズはウィリアムスに対し、2死1・2塁とします。
2塁ランナーには早坂を起用し、一打同点の状況。
打席には今江。初球のインコースを見逃し、カウントは1-0。この時、ストライクボールにも関わらず、今江はインコースを驚いたように避けていましたので、この打席は厳しいかもしれないなぁ…と思ってみていました。
すると2球目、外のストレート。これを逆らわず弾き返すと、打球はピッチャー返しでセンター前に。
俊足の早坂は楽々ホームインして同点。
なおも続く代打ランビンのところでワイルドピッチも有り、2・3塁としますが、ここはランビンが空振りの三振。インコースの苦手なランビンに、入ってくるストレートが持ち味のウィリアムスという時点で勝負は見えていました。

9回表、真弓監督はマウンドに藤川を送り込んできました。
まあ、同点で藤川を迎えられた事が、今日の試合の大きなポイントだったと私は思います。
藤川は確かに素晴しいピッチャーです。しかしながら、今季はここまでなかなか結果が出ておらず、しかも前日の試合も紙一重のところまでマリーンズは藤川を追い詰めました。
ですから、この場面、同点ということも有り、余計にバッテリーにはプレッシャーになったことと思います。

先頭打者は西岡。
西岡は藤川に対し8球粘ると、最後は外のストレートに合わせるかたちのバッティング。
レフトフライかと思った打球は甲子園特有の浜風に乗り、フェンス直撃の2ベースに。
ラッキーな形でチャンスを迎えます。

2番は福浦。ここは送りバントを試みますが、藤川の素早いチャージと阪神のバントシフトの前に上手く決められません。バスターなども試みますが、結局追い込まれ、フォークボールに空振り三振。
ランナーを進める事ができませんでした。

続いて打席にはサブロー。
初球のストレートを狙ってスイングしますが、少し下を叩いてしまい、キャッチャーへのファウルフライ。
しかし、この打球を追いつきながらもキャッチャー狩野が落球。命拾いします。
続く2球目、外のカットボール。それに逆らわず強く叩いた打球は、前進守備のライト平野の後方を襲います。必死にバックする平野ですが、打球はその頭上を越えるタイムリー3ベース!!
ついにマリーンズが逆転に成功しました。

ストレートに少し押されていたサブローには、カットボールがちょうど合いましたね。
タイミングは悪くは無かったですから。少しのズレが球種の違いでアジャストできちゃったってとこでしょうか。まあ、バッテリーの配球ミスでしょう。

9回裏、マウンドには当然荻野が上ります。
その荻野を助けたのが西岡でした。
先頭の赤星のセンターへ抜けようかという打球に上手く回りこみアウトにすると、関本のヒットの後、鳥谷の三遊間深いところへの打球に追いつき、身体をよじってセカンドへ送球しアウト。
これも完全に身体は3塁方向へ流れていた所を上手く処理してのアウト。素晴しいプレーでした。
最後は金本をライトフライに打ち取りゲームセット。紙一重の打球でしたが、まあ、勝ったので良しとしましょうか。
6試合連続の2ケタ残塁では有りましたが、連敗は免れました。
 
 
勝ち越しタイムリーを放ったサブローがヒーローインタビューでしたが、今日は狩野に助けられました。
また、1死3塁で井口の打球に対しスタートを切らなかったサブロー。
確かにピッチャーが取るかもしれないということで難しい打球でしたが、次が早坂という事と、代打を出せないベンチ状況を考えれば、ここはゴロゴーの場面だったと思います。

まあ、ベンチの采配も有りますので、一概には言えませんが、そう簡単に藤川から連打が出るとは思えない場面ですから、勝ち越したわけですし、思いきった突入を見せて欲しかったと思います。

そうそう、前述のように成瀬の登板に対する私の私見を述べますね。
単純に『左の中継が欲しい』、この理由ではないでしょうか。

本来なら6人、いや5人でも充分回れるのが交流戦。唐川や大嶺といったところに1年通して働いてもらうために余裕の有るローテを組んでいるのかもしれません。
しかしながら登録人数には当然の事ながら枠が有りますし、先発が多くなればそれだけ中継や野手が手薄になるわけです。
現状の7人の先発投手の中で、安定感を考えれば唐川が最も安定しているのですが、それ以外の投手に関しては、それぞれがどんぐりの背比べ。大嶺や晋吾は好投しているものの、投げてみないと…というところが有りますし、これからマリーンズが浮上するためには実績の有る直行や宏之の復調が必要。

現状の中継ぎ投手陣を見てみると、右は伊藤、ブライアンといったところが結果を残し、荻野に繋ぐ形ができているのに比べ、左は川崎が開幕から不安定なのに加え、古谷も結果を残せていない。
そう考えると、単純に左の中継が不足している現状。そこに浮上したのがなかなか状態が上りきらない成瀬の配置転換ではないかと思います。
まあ、このままシーズン終わりまで行く事はないでしょうから、交流戦期間での暫定処置だとは思いますけどね。

それでも冒頭に述べたように、守る事が勝ちにつながります。
交流戦に入り、6試合連続2ケタ残塁にも関わらず、防御率2点台ということが五分の成績をキープできている大きな要因です。
そして、今日の試合の中でベニーの犯したミスと、狩野の犯したミスがいずれも勝負を決める(決め兼ねない)痛恨のミスとなりました。守備、投球を含めたディフェンスを堅くして欲しいと思います。

今日も成瀬が6回からの2イニングをゼロに抑えた事が勝利につながりました。
他の先発投手陣との兼ね合いを考えても、宏之クローザー案に続き、成瀬中継は有りの策だと思います。

そして、守る事と言えば、9回の西岡の守備は素晴しかった。
今日の影のヒーローは狩野…ではなく西岡だと私は思っています。
打つ方でも3安打。まあ、最後の2ベースは風に乗ったラッキーな一打でしたが、粘る姿勢が見えたのが何よりも収穫。
足と守備にスランプは無いですからね。彼にはこれからも活躍を期待したいと思います。
 
 
さて、明日からは広島での2連戦となります。
広島は月曜日にここまで絶好調の大竹が登板しましたので、当たる事がなくなったのは非常にラッキーだと思います。前田健太、ルイスといったところが登板になるのではないでしょうか。
どちらも今季完璧に抑えているというわけではないピッチャーですから付け入る隙は有るはず。
唐川-宏之というローテになるのではないかと思いますので、両投手のピッチングに期待したいと思います!
頑張れ、唐川!!
 
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Comment on "まずは守る事から 5/26 vsタイガース(甲子園)"

某スポーツ紙に「バレンタイン名采配」の見出し、このところ「迷采配」ばかり見せられているので、何のことやらと読むと、要は成瀬をリリーフに送ったことを指しています。交流戦で2度優勝しているバレンタイン監督が練っていた秘策だった。「2連戦の交流戦では試合間隔が開くため先発5人でも回せるが、異例の先発7人ローテで臨んでいた。余裕のローテのように見えるが、実は先発陣も状況によって救援に回すスクランブル態勢を敷くための措置だった。」とのこと。何を言っているのか、と思ってしまいました。
こんなこと当たり前、交流戦に限らず、調子の出ない先発要員をリリーフで使うなど、どこの監督もやっている話。それより、これまで先発7人で回してきたこと自体が、おかしいと思いませんか。結果が出ているならともかく、唐川を除けば「期待どおり」と言える先発投手はいません。特に小林は防御率6点台、清水は5点台ということで、実績ある彼らを大事にするなら、リリーフさせるなど目先を替えてみるような使い方もある筈。小林は昨年から結果が出ていないし、「脚をつる」悪いクセが治らなければ先発では使えない、という判断があってもおかしくないと思います。何より、2軍にいっぱいいる若手の投手陣が「過去の実績だけで起用されるのだ」と思ってしまえば、次世代へのつなぎができません。
小林も清水もどんどんリリーフに使えばいい。それで結果が出なければ服部など高い契約金を払った投手をどんどん上に上げてもいいのではないでしょうか。

05年優勝した頃、試合前のバッティング練習で調子を見極めてその日のラインナップを決める、などと伝えられていました。確かに面白いようにタイムリーが出て、打線のつながりは最高だったように思います。ところが、その後、毎日ラインナップを変える、1年間で144とおりの打線を組む、のがバレンタイン監督の「十八番」みたいになってしまいました。他の人がやっていないことは「奇策」と言われます。当たれば拍手喝さいですが、外れたら「愚策」のそしりを受け、惨めでしかありません。何より、その「愚策」で動かされる選手達の思いは如何なものでしょう。

  •   お
  • 2009年05月27日 13:21

先発からリリーフにすると怪我の危険性もありますし、必ずしも調子が上がるとは限らずむしろそのままダメになり引退なんてケースもざらにあります。
我々ファンは球団経営も選手の管理もしていないから何とでも言えますが、現場は個人の契約のこともあるし将来のことも考えなければいけない。
ファンが考えるほどそう簡単にいく話ではありません。

  •   うんたん♪
  • 2009年05月27日 20:35

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