Egarな人 : 千葉ロッテ マリーンズを愛してやまない人たちに送る~clm-today.com

べにふうき

2009年05月30日

限界

皆さん、こんばんは。
昨日お約束したように、最近私がチームを見ていて思うことを今日は書き綴ります。

先にお断りしておきますが、人それぞれ考え方が有ります。
もしかしたら、今日の私の書く記事内容は偏った見方なのかもしれません。
ただ、勝手ながらそれについて議論しようとは思いません。
私の思うところを今日はぶちまけさせてください。

では…


私が現状のマリーンズに対して思っているのは、タイトルにも書きましたが、『限界』という事です。

何が限界なのか???

それはボビー政権の限界を感じています。
2度目の政権を執った2004年から6シーズン目を迎える今シーズン。その間、優勝という歓喜を含め、あんなに弱小だったチームが毎シーズンのように優勝を争えるほどの状況と夢を見させてくれました。
ボビーには本当に感謝しています。

本当に本当に感謝しています。

ただ、組織というものは血の入れ替えなくして強くはなりません。
6年という歳月は非常に長く、同じ体制ではどうしても組織の沈滞化を招きます。
王さんが長年指揮を執ったホークスも、晩年はシーズン開始前までの評判が、フタを開けてみれば…という状況になっていました。現在のマリーンズもそうした状況なんだろうと私は思います。

6年という歳月は、1年生だった子供が6年生になってしまうんです。
そして、中学生の子が成人式を迎えてしまうほどに長い歳月なのです。


采配に関して言えば、ボビーの執る策は『ボビーマジック』と揶揄されるように、奇策です。
奇策は名の通り、相手の裏をかくことができて初めて効果の有る策。
元来、弱いチームが用いる策なんです。

しかし、6年という歳月の中で、相手チームの監督や選手にも、その奇策はある程度読まれる状況になってきてしまった現状も有ります。

また、選手達を伸び伸びとプレーさせる方針や日替わりの打線に関しても、ひとつ間違えば不満は噴出して然り。
だって、選手は本来なら毎日出場したいのですから。

毎日出場できる事でコンディション良く保てる云々という意見に関しては、正直私は選手の言い訳でしかないと思います。
プロなんだから、起用された場面で常にベストなパフォーマンスを見せられないといけないわけで。。。

ただ、野球はメンタルスポーツ。
ですから、少しの猜疑心が不満を生み、不満が大きくなれば精神が安定しないわけですから、結果も伴わない。そうした中で結果が出せなくなる事は有ると思います。

ボビーの采配は、上手く行っている時には良いのですが、一旦歯車がずれると、一気にそうなってしまう可能性が有る策。
ですから、逆に振れれば大きな結果を生みます。その効果があれだけ弱かったチームが優勝できるに至ったのだと思います。

しかしながら、そうして強くなったチームは魔法をかけられた状態。
時間と共にその魔法は消えていきます。魔法が完全に消える前に、虚構の部分を実力に変える事が出来れば、チームは強い状態をキープできるのでしょうが、それには奇策ではなく、正攻法が必要になります。
いつまでも奇襲が通用するわけが無いのですから。

一昨年こそBクラスとなりましたが、そこから翌年には優勝した西武。常にAクラスの成績を収めているのは、黄金時代から続くチームとして基本が徹底できている強い素地の系譜。
加えて、それに合わせたドラフト戦略が、あれだけ毎年強いチームを作り上げているのだと思います。

正面からぶつかって勝てる実力を備えてこそ奇策は生きてきます。

2005年シーズンをMAXとして考えた時に、それ以降に入団した選手を除き、大きな成長を遂げた選手って皆さん思い浮かびますか???

大松?

…でも、彼の今年の成績は2割そこその打率ですよ。
ちゃんと活躍したのはまだたったの1年。

成瀬?

…確かに2007年シーズンの彼は素晴しい活躍を収めました。
でも、去年は?
そして今年は???

西岡にしても、今江にしても2005年が一番輝いていたんじゃないですか?
そこからの伸びが…

結局、チームとしては2005年以降、底上げがしきれていない。
選手個々のレベルはそれなりに高くなってはいるでしょう。
でもチームの軸としてブレイクしていく選手がいないのです。

多分2005年頃のチームには、その時点で優勝できるだけのポテンシャルが有ったんでしょうね。
選手を育成するという意味では、前任の山本功児氏の功績も大きかったのでしょう。
それを上手く引き出したのがボビー。そして、彼の策の中で今までと違った環境を与えられ、チャンスを与えられた事で上手く選手達が機能した。

ただ、冒頭で述べたように、組織は血の入替えをしない限り沈滞化します。
あの優勝から4年、変わりばえのしない組織。それが今の結果に至っているように感じます。

それでも、ボビーを球団が全面的にバックアップできれば、今のような状況は回避できたのかもしれません。
しかし、最近のフロントとボビーの確執を見ていると、そうした状況は到底望めません。

トレードにしたって、早川、新里、橋本などを獲得しましたが、いずれもマリーンズからの動きではなかったように思います。
先方からの打診に、それなりに釣り合う選手を出しただけのように思います。
まあ、つりあっていないようなトレードも有りますが。。。

長年選手と付き合っていれば、その選手との情も生まれるでしょうし、結果として積極的なトレードは行われなくなるのも分かります。それこそが組織(チーム)の沈滞化なんでしょう。


現在のチームに関して言えば、つぎはぎの状態に見えます。
昨年のドラフトで長野を入団させられなかったのが最大の誤算でしょう。
それを埋めるべく今年獲得したバーナムにランビン。彼らは彼らなりに一生懸命やってくれています。
ただ、ユーティリティプレイヤーと言えば聞えは良いのかもしれませんが、彼らは守備をこなすだけで、守れてはいないのです。

日替わりで変わる打線は守備面での弊害ももたらします。

例えば1死1・2塁でライト前ヒットを打たれたとしましょう。
ライトの判断は当然カットプレーかダイレクトプレーかの選択を迫られます。それもセカンドランナーの足の早さと打球を考え動きの中で即時に判断を下さなくてはいけません。
そして、そのどちらをライトが選択したとしても大丈夫なように、内野手はランナーの動きを見ながら返球の直線上にポジションを移動します。
これが常に同じポジションを守っているチームの選手同士であればしっかりと決まるのでしょうが、セカンドを守っていた選手が今日はライトに入り…なんてチーム状況ではそうしたプレーを毎回きっちりこなせという方が無理なんだと思います。
当然最初にジャッジするライトの選手にしたって、毎日経験している選手と、たまに守る程度の選手とでは判断の精度が違って然りです。

最近の試合、というか今年のマリーンズの試合を見ていて、外野からの返球の判断ミスで、ムダに塁を許してしまうのはそういうことだと私は思っています。

そう考えると、現状の戦力では、有る程度ポジションが確立できない限り勝ち星を積み重ねていく事が難しいでしょう。
本当はボビーの中でもマリーンズで歳を重ねる中で、ある程度固定した戦力の中でやりたいというのが本音ではないかと思います。
しかし、なかなか選手がそのレベルに成長してきてくれなかった(成長させられなかった)…そんなところではないでしょうか。

現にこの2年くらいで、打順の入替えはそれまでに比べ大きく減りました。
毎日違い、シーズンで144通り有るのではないかと思えた打順も、現在パターンは限られてきていると思います。


こうして現状のチームについて考えていると、今の成績は致し方なく、そして選手達が集中してプレーする事自体も困難なのだろうと思います。

なぜ、私が今、こうした事を書いているかというと、1つは昨日の試合を見て、もう1つは5月も終わりの段階というタイミングだからです。

2009年シーズン、チームは異例のスタートを余儀なくされました。
それはどんな成績を収めたとしても監督(ボビー)は今季限りだということ。

これは良い方に振れれば『ボビーの最終年、なんとか胴上げを』というモチベーションに繋がるのでしょうが、逆に振れれば一気にマイナスに転がっていってしまう事が想定できます。昨年の9月に入ってのホークスのように。。。
今やその悪いほうに振れ始めていると感じています。

来年はボビーが指揮を執るわけではない。
となると、チームへの貢献度というよりも、自身の成績に目が行ってしまうのは人間として仕方ない所。
チームプレーの考え方が存在しなくなります。
打者は打率を上げる、そしてHRの数を伸ばすためにスイングが大きくなる。進塁打が欲しい所でも打点を挙げようと思いっきりスイングをする。プレーが数字に支配されていきます。
今のチームを見ていると、開幕して2ヶ月、あまりチームの結果が芳しくない所から、そうした事を考え始めてしまっているのではないかとすら感じてしまいます。
 
 
なにかとりとめが無くなってきてしまいました。。。
スイマセン^^;

思うことをつらつらと書き綴っていたら…

でも、今日は書きたかったのです。

私はマリーンズが好きです。
生活、いや、人生の一部で有る事は間違い有りません。

1試合1試合の勝敗に一喜一憂し、毎日を過ごしている。

Marines is my life…

だからこそ思う事もたくさん有ります。

信じて応援するしかないのも分かっています。
頭では。。。

自分で言うのもなんですが、明日になれば、また一生懸命チームを応援している私の姿がそこには有るのでしょう。
 
 
 
今のマリーンズには『夢』がない。
そう感じるのは私だけでしょうか…

昔の暗黒時代と呼ばれた時でも、1つの試合に一喜一憂し、そこには『夢』が有りました。
ワクワクできました。

そんな日が1日も早く戻ってくる事を願っています。


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